『イチョウ色の初恋』考察
皆さんこんにちは、こぎつね。です。
今回は名探偵コナンの阿笠博士とフサエ・キャンベル・木ノ下の幼少期の思い出の話、『イチョウ色の初恋』に何故”イチョウ”が描写されていたのか考察してみました。
イチョウは樹木として長寿の植物で、樹齢千年以上の木もあります。
花言葉の『荘厳』『長寿』は古木の荘厳な雰囲気にちなんでいるともいわれています。
『イチョウ色の初恋』作中では十年後に思い出の場所で会おうと手紙に書かれており、十年後に会えなかったらそのまた十年後、会えなかったらまた十年後…と、お互いがおじいちゃんおばあちゃんになっても約束の場所で待っているという内容でした。
実際にフサエさんは四十年間阿笠博士を待ち続けており、思い出の場所を忘れてしまった阿笠博士も十年ごとに場所を変えて思い出の場所に心当たりのある場所でフサエさんを待っていました。
長い時を経てお互いを待ち続ける二人の描写は、まさにイチョウの花言葉にしっくりくると思います。
また、イチョウは英語で『Maidenhair(乙女の毛の木)』とも呼ばれています。
フサエさんの髪の毛の色や、暗号が英語の動物の鳴き声だったことから、阿笠博士とフサエさんの幼少期の思い出にイチョウが舞っていたことやイチョウが思い出の場所になっていたのは、英語でイチョウを意味する『Maidenhair(乙女の毛の木)』という言葉からきているのではないかと個人的には思っています。
秋に紅葉する木や、花を咲かせる植物は沢山ありますが、その中でなんで”イチョウ”だったんだろうとふと疑問に思ってイチョウについて調べてみました。
今回のblogは短いですが、以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。